こんにちは。本日は歯肉退縮に関してお話します。
最近歯茎が下がってきたなと感じることはありませんか?
また矯正終了後に歯が長くなったような気がするなどはないですか?それらはすべて歯肉退縮の可能性があります。
歯肉退縮の原因はいくつかあります。一つとして、歯周病によって歯を支える骨が溶けてしまい、
歯茎も一緒に下がってしまうことです。噛み合わせで強く当たっているところは歯茎が下がりやすい傾向にあります。
また、歯磨きのしすぎでも歯茎が下がってしまいます。他にも矯正により歯肉退縮が起こる可能性もあります。
歯肉退縮は見て明らかに歯が長くなっていて気がつく方もいますが、なかなかわかりにくい場合もあります。
多いのは、知覚過敏でしみてきて、よく見たら歯茎が下がっているというパターンです。
こうならないためには、日頃から歯周病治療や適切な歯ブラシの方法を学ぶこと、
噛み合わせが強い方はスプリント(マウスピース)を使うことが重要になってきます。
一度下がった歯茎は自然に戻ることはありません。知覚過敏や見た目的に問題なければそのまま様子を見ることが多いです。
どうしても見た目的に気になる場合の治療法はいくつかあります。
一つ目は被せ物をして目立ちづらくする方法です。セラミックの被せ物であれば自然な色調で被せることができますし、
歯肉退縮によって隙間が空いてしまったところを埋めることもできます。
もう一つは上あごのところから歯茎を移植する方法です。そうすることにより見た目の改善や歯ブラシが当てやすくなったりします。
歯肉退縮はなかなか自分では気づきにくいものではあります。鏡を見てみて気になることがあればご相談ください。
医療法人 堺美歯科
ナカノ初芝歯科クリニック
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